(台北、台中中央社)自民党が過去最多の議席を獲得した衆院選の結果を受け、蔡英文(さいえいぶん)前総統は9日、高市早苗首相(自民党総裁)の「歴史的勝利」に「心からのお祝い」を伝えた。最大野党・国民党の鄭麗文(ていれいぶん)主席(党首)もコメントした。
蔡氏はX(旧ツイッター)に日本語で祝福のメッセージを投稿した。不透明さを増す国際情勢において、高市総理による安定したリーダーシップが、日本を力強く導いていくことを深く確信していると言及。台日間に築かれた揺るぎない信頼と友好の絆が今後さらに深まり、強固なものとなることを切に願っているとつづった。
投稿には、昨年4月に高市氏が蔡氏の事務所を訪れた際の写真が添えられた。
▽国民党の鄭麗文主席、東アジアへの影響「見極める」
鄭氏は同日、インターネット番組のインタビューで、高市氏の政治路線が東アジア情勢にもたらす影響を今後見極める必要があると語った。
東アジアが対立ではなく和解の方向に進むよう望んでいるとし、台湾の立場としては、まず自らを守り、台湾海峡に有事が起きないようにするべきだと指摘。日本は日本、台湾は台湾であり、台湾は日本情勢の動向を高度な関心をもって注視しているが、他者の言いなりになる駒になってはいけないと話した。
また、中部・台中市長で、2028年の総統選に国民党からの出馬がささやかれている盧秀燕(ろしゅうえん)氏は同日、取材に応じた際、台中市政府を代表して高市氏の勝利を祝福するとコメント。アジア太平洋地域の安定に大きく貢献し、台湾にとっても有益だと強調した。
高市総理、
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) February 9, 2026
この度の歴史的な勝利、心からのお祝いを申し上げます。
不透明さを増す国際情勢において、高市総理による安定したリーダーシップが、日本を力強く導いていくことを深く確信しております。… pic.twitter.com/q3YkitcPfp

