(台北中央社)本の見本市「2026台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が8日、6日間の会期を終えた。期間中の来場者数は延べ58万人に上った。閉幕式に出席した李遠(りえん)文化部長(文化相)は、引き続き同フェアを通じて文化外交を推進していく姿勢を示した。
同フェアは文化部(文化省)が主催。34回目となる今回は29カ国から出版社509社、1400人を超える作家が参加した。期間中、1300回余りの読書普及イベントや1800回超の版権商談会も開かれた。今年はタイをテーマ国とし、文学を中心に小説や絵本、漫画などさまざまなジャンルのタイの作品を紹介した。
李氏は、台湾にはブックフェアに総統や行政院長(首相)が必ず来場する伝統があることを紹介し、台湾を「文化大国」にする努力の表れだと述べた。また、台湾として、各国との交流を絶えず続けていくことを誓い、「各国と手を取り合い、文化を楽しんでいく」と意欲を示した。
来年はチェコがテーマ国となる。チェコ経済文化弁事処のデビッド・シュタインケ代表(大使に相当)は、同フェアで多くの子供達が書籍に触れた際に目を輝かせていたのが最も印象的だったと話し、来年はミラン・クンデラやフランツ・カフカ、ボフミル・フラバルら文豪の他、現代作家の作品も紹介すると予告した。
(編集:名切千絵)