日本プロ野球西武とダイエーでプレーした、ソフトバンク元監督の秋山幸二氏が24日、台北市の台北ドームで開かれた台湾プロ野球富邦ガーディアンズ対台鋼ホークス戦の始球式に登板した。往年の送球を彷彿させるストライク投球を笑顔で披露すると、観客席のファンから声援と拍手が送られた。
今回の始球式は、秋山氏が西武時代からの「ベストフレンド」と呼ぶ、富邦の副ゼネラルマネジャー、郭泰源氏の依頼を受けて実現。始球式前のメディア取材では、昨年12月に開業した台北ドームについて「いい球場ですね」「(もし現役だったら)プレーしたいですね」と印象を述べる秋山氏に同席していた郭氏が「ここは(外野フェンスまで)遠いよ。ホームラン出ないよ」と突っ込む一幕もあった。
また試合前には郭氏との対談イベントも実施。多くのファンが詰めかけた。
(中村充孝)