北部・桃園市政府動物保護処は15日、同処で保護した猫や犬以外の珍しいペットの里親を募集する譲渡会を23日に開催すると発表した。対象にはウサギやボールニシキヘビ、オキナインコ、キングヘビなど計12匹(羽)が含まれる。
台湾では犬や猫の飼育が主流だが、同処によれば、近年ではウサギやモルモットの飼育率も上昇傾向にある。ただ、これらのペットは飼育放棄や迷子などが原因で同処で保護されたケースが多くなっているとしている。
公告の手続きを経ても飼い主が現れない場合、同処は不定期で譲渡会を実施し、犬猫以外の保護ペットを送り出すことにしており、23日には今年度初の非犬猫対象の譲渡会を予定している。
里親になるには、満18歳の桃園市民などの要件をクリアしなければならないが、同処はペットの引き取りに成功したとしても飼育の仕方など、命に関する1時間の研修を受ける必要性を強調した。