南部・高雄市の寿山動物園で人気者のタイワンツキノワグマ「波比(仮訳ポッピー)」。その人間そっくりの立ち姿が12日午後、多くの来園者に目撃されSNSなどで話題を呼んでいる。
陳其邁(ちんきまい)高雄市長は13日、フェイスブックにクマの写真を投稿。「真っすぐに立つ波比。中にバイトの学生さんが入っているのではとみんなが議論している」とつづった。午後6時現在、2万6千余りの「いいね」が付いている他、「バイトさんがピザを食べる姿を見たい」「これは陳市長だろう。体形が似すぎている」など900以上のコメントが寄せられている。
園によると、波比は来月20歳の誕生日を迎える。2016年にも立ち姿が話題となり、当時の陳菊(ちんきく)市長は「高雄では不安全なバイトを認めない」とユーモラスに「弁明」した。