(台中中央社)大学野球の台湾一を決めるUBL大学野球選手権大会は11日、台湾体育運動大学(中部・台中市)で嘉義大(南部・嘉義市)と開南大(北部・桃園市)が対戦した。開南大は日本人左腕の藤木琉悠が先発し、7回無失点と好投。3-1で嘉義大を下した。
藤木は112球を投げ4安打、3四球、9奪三振。同試合の最優秀選手(MVP)にも輝いた。
開南の郭李建夫監督は藤木の投球を評価。以前は四~五回まで投げると制球が不安定になっていたとしながらも、この日は特に注意して修正し、良い結果が得られたと語った。
藤木は沖縄県の興南高校出身で現在4年生。卒業後は台湾プロ野球入りを希望している。