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警察隊を見守って14年の保護犬、病気で死亡 警察官たち「仲間」を慰霊

2024/01/09 18:04
市民提供
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長年、内政部(内務省)保安警察第4総隊に保護され、野良犬から警察隊の一員になったミックス犬が2日、病気で死んだ。同隊の警察官たちはお金を出し合いその葬式を行い、「仲間」に最期の別れを告げた。

保護犬は毛の色から「小黄」と呼ばれ、14年前、中部・彰化県八卦山の上に位置する同隊にやってきた。あまりのかわいらしさに魅了されたため、隊員たちは小黄の飼い主になることを決めた。

それ以来、小黄は警察官のパトロール活動に加わるようになった他、訓練を受けるためにやって来たのに真面目に聴講しない新米警察官に対しては吠えたりし、風紀委員のような役目を果たしていた。

だが、年齢を重ねることで病気になり、今年元日からご飯を食べなくなり翌日、死亡が確認された。小黄の葬式費用として警察官たちは1万台湾元(約4万7000円)余りを募った。余った寄付金は動物愛護機関に寄付されるという。

(呉哲豪/編集:荘麗玲)

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