鄭文燦(ていぶんさん)行政院副院長(副首相)は15日、北部・桃園市で進めれらている桃園メトロ(MRT)中壢駅の工事現場を視察した。鄭氏は同メトログリーンライン中壢延伸区間の建設計画について、行政院が今年末前に審査するとし、起工から8年後の完成に期待すると述べた。
グリーンラインは八徳区から桃園駅を経由して桃園国際空港に近い大園区までを結ぶ区間で建設が進められ、八徳区から中壢区までが延伸区間として計画されている。
鄭氏は、中壢駅が空港線とグリーンライン、地下化される台湾鉄路の共同使用駅になるとし、将来的には搭乗手続きや荷物の預け入れができるインタウンチェックインの設備を置くと説明。グリーンラインが開業すれば、空港線と合わせて桃園市内に環状ネットワークができると利便性を強調した。