台北市立動物園でこのほど、アダックスの赤ちゃんが1匹誕生した。普通の赤ちゃんより小柄で首を伸ばしても口がおっぱいに届かないため、一時は人工哺育に切り替えられたが、すでに自力で母乳を飲めるようになったという。
雌の「依衫」と雄の「美財」の子。2匹ともに園内で生まれたもので昨年末、交尾が確認された。依衫は約250日間の妊娠期間を経て今月2日に赤ちゃんを出産した。
同園によれば、赤ちゃんが生まれたときの体重は3774グラムと、平均的な赤ちゃんの体重である6000~6500グラムよりも小さく、身長も40センチ未満だった。仕方なく飼育員は依衫の代わりに赤ちゃんを育てることになり、特別に配合したミルクを飲ませながら、母乳の分泌を維持しようと依衫のおっぱい絞りした。
同園による至れり尽くせりの世話が約1週間続き、8日には赤ちゃんがお母さんのおっぱいを元気に飲んでいるところが確認できた。「ようやく一安心」と同園は胸をなでおろした。