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日本製の特急型気動車、3形式が26日に引退へ 台湾鉄道

2023/04/21 18:15
引退するDR2800型気動車
引退するDR2800型気動車

台湾鉄路管理局(台鉄)は26日にダイヤ改正を行う。それに合わせて台鉄で40年以上にわたって運用されていた日本製の特急型気動車3形式が運用から引退することが決まった。運転最終日には記念式典が開かれる他、運転士が速度を制御する「マスターコントローラー」(マスコン)も数量限定で販売される。

引退するのは東急車両製のDR2800型と日立製作所製のDR2900型とDR3000型。台鉄によると、各車両は台東線の線路幅を広げる改軌工事と南廻線の開通に伴うサービスの向上のため、1982年以降自強号用車両として順次導入されたという。

最終列車は、いずれも樹林(北部・新北市)―花蓮(東部・花蓮県)を走り、DR2800型が26日午前10時45分、DR2900型とDR3000型を連結した列車が同11時7分にそれぞれ樹林駅を出発する。乗客には車内で記念のカードやヘッドマークのシールが配布される。

マスコンは同10時から樹林駅で販売。1つ5万8千台湾元(約25万3600円)で先着順だとしている。

(写真:台鉄提供/汪淑芬/編集:齊藤啓介)

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