今年9月に台湾東部で起きた地震により、不通となっていた台湾鉄路管理局(台鉄)台東線の玉里-富里間(いずれも東部・花蓮県)が28日、復旧した。東部・台東県では年越しや初日の出イベントへの来訪を呼びかけている。
台鉄の杜微(とび)局長はこの日午前、復旧区間を走る特急列車、タロコ号に乗車し乗り心地を確認。報道陣の取材に、一部で減速運転をしているものの、来年の旧正月(1月22日)には通常の速度にできるとの見通しを示した。
台東県政府によると、31日には台東市海浜公園や太麻里郷千禧曙光紀念園、緑島などで年越しイベントが行われるという。