東部・花蓮県富里郷で、特産品として知られるウコンカンゾウが、高温と雨不足のため不作となっている。本来はシーズンを迎え、観賞用の畑では山の斜面がオレンジ色に染まっているはずだが、今年は花がまばらにしか咲いておらず、花見客も減少しているという。
台湾ではウコンカンゾウの花を食材として用いる。富里郷農会(農協)の張素華総幹事によると、同郷六十石山の観賞用ウコンカンゾウを栽培している畑では、約6割しか花が咲いておらず、花見客も例年に比べて半減しているという。
同県政府農業処は、一部のウコンカンゾウは葉の部分が枯れているのを確認し、被害面積は51ヘクタールにおよんでいると説明した。
同郷では主要農作物のコメも高温のため減産となっており、張氏はもみすりや精米の作業時にコメが割れてしまう被害が深刻だと窮状を訴えた。