蔡英文(さいえいぶん)総統と面会した台湾初のグラミー賞受賞者、李政瀚さんら。記念撮影には全力の「ジョジョ立ち」で臨み話題を集めた。
デザイナーの李政瀚さんと于薇さんは今年4月、米音楽界の祭典、第64回グラミー賞で台湾人として初めて最優秀アルバムパッケージ賞に輝いた。
2人は15日、デザインを手掛けたアルバム「Pakelang 八歌浪」を歌う台湾原住民(先住民)アミ族のグループ「第二代馬蘭吟唱隊」とロックバンド「チェアマン」(董事長楽団)と共に台北市内の総統府で、蔡総統らと面会。蔡総統はアルバムのデザインや曲に台湾の特色や文化が表現されていると一行をたたえた。
最後の記念撮影では、蔡総統や李永得(りえいとく)文化部長(文化相)、李大維(りだいい)総統府秘書長を囲む形で、李さんや于さん、チェアマンのメンバーが大胆なポーズを取る姿がカメラに収められた。
これは人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキャラクターたちの独特なポーズをまねたもの。蔡総統がフェイスブックにこの写真を投稿すると、17日夕までで約9万6000件の「いいね!」が寄せられた。(写真=総統府提供)