18日午前、北部・新北市瑞芳区の瑞芳駅付近を走行中の台湾鉄路管理局(台鉄)の特急列車の車内で、全長約1.5メートルのヘビが見つかる出来事があった。乗客は一時、別の車両に避難し、ヘビは約1時間後に宜蘭駅(宜蘭市)で消防隊員に捕獲された。
台鉄宜蘭運務段(運転区)によれば、苗栗発花蓮行きの特急自強号272号の車掌から午前8時19分、「車内の天井にヘビがいる」との通報が12号車の乗客から入ったとの連絡があった。台鉄は即時に乗客を別の車両に避難させ、宜蘭駅職員が消防局に協力を要請した。列車は同9時半に宜蘭駅に停車し、駅で待機していた消防隊員が車内に乗り込んでヘビを捕獲した。この影響で列車は約8分間遅延した。
宜蘭県政府が確認したところ、ヘビはボアコンストリクターという種類で、毒は持っていないという。
台鉄は、ヘビが出現した原因については調査中だとしている。
▽ ヘビ捕獲時の様子(宜蘭県消防局提供)