台北市の士林官邸公園で18日、年に一度の「チューリップ展」が開幕した。あいまくの雨模様となったが、家族連れやペットと一緒に色とりどりのチューリップを楽しむ人の姿が見られた。
チューリップは春の花を代表する球根の花。会場では日本とオランダから20種類以上の品種、計13万株以上が展示されており、ロマンチックな雰囲気を醸し出している。童話の世界を表現するオブジェが点在する空間では眺めているだけで現実を忘れさせるなど、エリアによって異なる風情を感じられるのが魅力。
展示は28日まで続く。期間中の毎週末には楽器の演奏や踊りも披露されるという。
(編集:荘麗玲)