(台北中央社)台湾プロ野球・台鋼ホークスのスティーブン・モヤ内野手(元オリックス)が、本塁打を打ちまくっている。4日の中信ブラザーズ戦、6日の味全ドラゴンズ戦ではいずれも2本を放ち、台湾プロ史上7人目となる「2試合連続2本塁打」を達成した。
本拠地の澄清湖野球場(南部・高雄市)で行われた6日の試合。一回に2点を先制された台鋼は、三回までに1安打と苦戦していた。だが四回に王柏融(元日本ハム)が安打で出塁し、続くモヤが2ランを放って同点に追い上げると、さらに1点を奪って勝ち越した。
五回も台鋼の攻勢は続き、モヤが2打席連続本塁打となる3ランを決めてリードを広げた。試合は6-2で台鋼が勝利した。
モヤの今季の本塁打数は7本になり、リーグ単独1位に躍り出た。台湾プロ1季目の昨季は30本で本塁打王に輝いている。
試合のMVP(最優秀選手)に選ばれたモヤは試合後のインタビューで、投手のプレッシャーを軽減できるよう、可能な限り早く点を入れようと打席に立つたびに考えていると語った。