(台北中央社)北海道日本ハムファイターズと台湾プロ野球2球団との交流試合は2日、台北市の台北ドームで中信ブラザーズ戦が行われた。試合前には中信の平野恵一監督と日本ハムの新庄剛志監督が顔を合わせた。
報道陣の取材に応じた平野氏は、前日の統一ライオンズ戦で新庄氏がスーツ姿でオープンカーに乗って登場したことについて、平野氏も対抗してパフォーマンスを行うようアドバイスする声があったと明かした上で、自身は目立たなくて良いので選手にしっかり活躍してほしいと笑った。
始球式では平野氏がキャッチャーを、新庄氏がバッターを担当した。新庄氏は中信のオーナー企業関係者が投げた球を素手でキャッチ。ピッチャーに返して握手を交わした。
試合は二回裏、日本ハムの万波中正選手が3ラン、清宮幸太郎選手が2ランを放つなどして一気に7点を先制。三回裏にさらに1点を追加した。対する中信は六回表、2死満塁のチャンスを作ったものの得点にはつながらなかった。8-0で日本ハムが2試合連続完封勝利を決めた。
交流試合は2日間で延べ約5万4000人を動員した。
(編集:田中宏樹)