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アン・リー監督「台湾に生まれ育った」 全米監督協会賞の生涯功労賞受賞

2025/02/10 17:14
アカデミー賞受賞俳優のミシェル・ヨーさん(右)から全米監督協会賞の「生涯功労賞」を手渡されるアン・リー監督=同協会のフェイスブックページより
アカデミー賞受賞俳優のミシェル・ヨーさん(右)から全米監督協会賞の「生涯功労賞」を手渡されるアン・リー監督=同協会のフェイスブックページより

(ロサンゼルス中央社)全米監督協会(DGA)が開催する第77回全米監督協会賞の授賞式が現地時間8日、米カリフォルニア州ビバリーヒルズで行われ、台湾出身の映画監督アン・リー(李安)さんが生涯功労賞を受賞した。リー監督は受賞スピーチで「台湾で生まれ育った」と語り、大きな拍手を浴びた。

DGAの公式サイトによれば、生涯功労賞は劇映画の演出において類まれなる成果を収めた監督に授与されるもので、DGAの最高栄誉でもある。受賞者は歴代と在任中の会長によって選ばれる。

リー監督は、これまでに数多くの賞を獲得してきた中で「この賞は最も特別。なぜなら私が愛する同業者によって与えられるものだからだ」と言及。「私は台湾で生まれ育った」と紹介した上で、「このステージに立てたのは、まるでアメリカンドリームを実現させたようだ。私は夢見る人。夢は個人の経験というだけでなく、集団意識の結びつきだ」とし、人の夢が互いに結びついて互いに影響を与えるように、映画づくりも多くの人々の努力の結晶であり、さまざまな人々の命の経験、無数の芸術家の心配りによって、魂で共に成長し、積み重ねてきた成果だと述べた。

(林宏翰/編集:名切千絵)

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