(屏東中央社)鹿児島県の塩田康一知事は12日、訪問先の南部・屏東県で周春米(しゅうしゅんまい)県長と面会した。両県は昨年1月に交流協定(MOU)を締結しており、周氏は長期的な交流を通じて友好の基礎を固め、双方が将来、観光や文化、教育、産業の分野で協力を進められるだろうと期待を寄せた。
屏東県政府の報道資料によれば、2023年9月に周氏が鹿児島県を初めて訪問。昨年1月に塩田氏が屏東県を訪れた際に、交流協定が結ばれた。同年9月には周氏が再び鹿児島県を訪問した。
塩田氏は鹿児島県議会の松里保広議長らと共に14日までの4日間の日程で訪台。11日には屏東市内で行われた「屏東フェスティバル・オブ・ライツ」(屏東灯節)の点灯式に出席した。12日は県南部の恒春半島に向かい、日本統治時代に開発された四重渓温泉(車城郷)やリゾート地の墾丁(恒春鎮)などを視察した。