(台北中央社)東北楽天ゴールデンイーグルスに育成契約で入団した蕭斉(シャオ・チ)投手は15日、台北市内のホテルで記者会見を行い、「優秀な選手になって、監督やファンに誇りに思ってもらいたい」と語った。
最速152キロを誇る右腕。会見には森井誠之球団社長も出席し、蕭の身長、197センチにちなんだ背番号197のユニホームを蕭に手渡した。
蕭は、すでに楽天で活躍する同郷の宋家豪や王彦程と一緒に頑張りたいと意気込んだ。また毎日できる限りトレーニングに励み、健康を保てるようにしたいと話した。
支配下登録される時期については、「特段考えていない。こればかりは自分でコントロールできるものではない。毎日着実にトレーニングを重ね、チャンスが来た時にしっかりとつかみたい。これは(出身校の)穀保家事商業高で学んだことだ」と語った。
会場で三木肇監督や宋、王からのビデオメッセージが紹介されると、「感動した。先輩たちのように素晴らしい選手になりたい。彼らについていきたい」と話した。
日本語については「とても難しい」としながらも、簡単な英語でやりとりができるとし、意思疎通には問題ないと述べた。
来年1月にはトレーニングのため再び渡日する予定。「その頃には雪が降ると聞いていて、ワクワクドキドキしている」と語った。