(苗栗中央社)中部・苗栗県後竜小学校の児童らを中心とした中国ごまのチームが、13〜15日に大阪で開催された中国ごまの大会「大阪国際ディアボロ競技会」に出場し、10部門で1位、6部門で2位、4部門で3位を獲得した。苗栗県政府が16日、明らかにした。
同チームは後竜小の児童や卒業生らで構成され、今年で結成12年。児童らは放課後の時間や夏休みなどを利用して練習に励んだ。後竜小の洪及仁学務主任は、自信と美しさを表現したとし、「実に頑張ってくれた」とたたえた。
後竜小によると、当初は訪日費用の工面に苦労したものの、教育部(教育省)体育署や苗栗県政府、後竜鎮公所(役場)をはじめ、企業や個人などの寄付を受けて渡航し、実力を世界に示せたという。