(台北中央社)パリ五輪のバドミントン男子ダブルスで金メダルに輝いた李洋・王斉麟組の王斉麟が11日、台北市の台北ドームで行われた台湾プロ野球の台鋼ホークス対中信ブラザーズ戦で始球式に臨んだ。台鋼のユニフォームに袖を通し、捕手を務めた王柏融(元日本ハム)に向けてシャトルを飛ばした。
「李に顔立ちが似ている」として始球式の捕手に抜擢された柏融は「李洋」の文字が背中に入ったユニフォームを着て登場。李・王組が五輪の試合後に見せたポーズを斉麟と柏融の2人で再現したり、斉麟が金メダルを柏融の首にかけて驚かせたりした。
斉麟は柏融について「見る角度によっては李に似ている」とし、有名な選手だからバッテリーを組むのは少し緊張したとしつつ「親切だった」と話した。さらに五輪を振り返り「皆さんの応援に感謝しています」とコメント。台湾とフランスの時差の関係で、多くの試合は観戦のために夜更かしが必要だっただろうと語り、ファンらに感謝を伝えた。