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チャイナエアライン ボーイング777X導入へ 30年から引き渡し予定/台湾

2025/05/09 14:04
ボーイングの代表(左から2人目)と「777X」シリーズの発注に関する契約を結んだチャイナエアラインの高星潢董事長(右から2人目)=5月8日、桃園市(チャイナエアライン提供)
ボーイングの代表(左から2人目)と「777X」シリーズの発注に関する契約を結んだチャイナエアラインの高星潢董事長(右から2人目)=5月8日、桃園市(チャイナエアライン提供)

(台北中央社)台湾の航空会社、チャイナエアライン(中華航空)は8日、北部・桃園市内のホテルで、米航空機大手ボーイングと、次世代大型機「777X」シリーズの777-9型旅客機と777-8F型貨物機の発注に関する契約を結んだ。2030年から順次引き渡される見込み。

契約には777-9型機10機と777-8F型機4機の確定発注に加え、9機の追加発注のオプションも含まれている。

同社は、台湾の航空会社で初めて777Xシリーズを導入すると強調。777-9型機は北米や欧州路線などの長距離路線に投入し、777-8F型機は現在運用している777F型機と併用して貨物輸送を強化する方針で、旅客・貨物の両面で国際的なネットワークを拡充し、競争力の向上を図るとした。

また777-8F型機は、現在の貨物輸送の主力である777Fと同一規格であるため、管理や機材繰りで柔軟性があり、作業効率の向上、貨物輸送ネットワークの構築などに有利だと説明した。

同社の高星潢董事長(会長)は、777-9型機は高需要路線の主力機になるとし、プレミアムビジネスクラスの座席数を増やし、ハイエンド市場のニーズに応えると語った。

(江明晏、余暁涵/編集:齊藤啓介)

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