(台南、台北中央社)統一企業集団が手がける大型複合店「ZEELAND-MARK」が9日、南部・台南市中西区でオープンした。セブン-イレブン(統一超商)やドラッグストアの「COSMED」(康是美)、スターバックスコーヒー(星巴克)など同グループが展開する6ブランドが入居する。延べ床面積は1000坪を超える。7日午後に試験営業が始まると、多くの人でにぎわった。
大型複合店の出店を加速させる同グループ。今年4月には、延べ床面積約1500坪の「Par K* Avenue」を台南市永康区に開業させていた。
「ZEELAND-MARK」内のセブン-イレブンでは青果や肉、海鮮などの生鮮食品を販売する他、その場でシェイクしたドリンクを提供するカウンターも設ける。外観のデザインはクラシックとモダンを融合させ、21色を用いてカラフルに仕上げた。
7日に同店を訪れた人は、「ZEELAND-MARK」は外観が目を引き、セブン-イレブンも買い物がしやすい設計になっていると高く評価。近隣住民は、セブン-イレブンで生鮮食品を売っているのは便利だと語りつつ、周辺道路の混雑を懸念した。