(台北中央社)居酒屋チェーン「鳥貴族」の海外初店舗となる台湾1号店が20日、台北市内に正式オープンした。同店を運営する合弁会社、鳥貴成に出資する大成集団の韓家寅副総裁は、今年中に3店舗出店し、今後年間4~5店舗のペースで勢力を拡大する方針を明らかにした。
1号店は台北メトロ(MRT)中山駅に近い日系百貨店の中にオープン。韓氏は、周辺エリアは若者が多く、交通も便利などとし、最も良い場所だとアピールした。
また15日からのプレオープン期間中、平均客単価は約500台湾元(約2250円)だったとし、台湾で少なくとも60店舗の展開が可能だとの見方を示した。
台湾では全商品を100元(約450円)に設定。調味料など多くの食材を日本から輸入していると話した。
今後の出店計画については、2号店は台北市東側の信義エリアにオープンすると説明した。