(台南中央社)台南市政府は19日、報道資料を発表し、10日に閉幕した第20回台湾国際ラン展と第23回世界蘭会議・国際蘭展について、参観者数は延べ35万人を超え、今後3~5年間に及ぶ海外からの受注額は115億台湾元(約545億円)となり、過去20年間で最高となったと明らかにした。
どちらのラン展も2月24日から16日間開催。黄偉哲(こういてつ)台南市長は、62カ国からの出展があったとし、世界に向けて台湾が誇るランのバイオテクノロジーやソフトパワーを示すことができたと語った。また来年には「アジア太平洋蘭会議・国際蘭展」が台湾国際ラン展と同時に開催されることに触れ、期待を寄せた。
台南市政府によると、今年の参観者は昨年より2万7千人増え、会場での売り上げは2500万元(約1億1900万円)に達したという。また期間中には台南市の宿泊施設の稼働率は平均で80%以上、休日には90%になったとした。