誠品信義店、来年末の賃貸契約更新に黄色信号 所有企業が回答保留/台湾

2022/05/27 20:46
誠品信義店、来年末の賃貸契約更新に黄色信号 所有企業が回答保留=資料写真
誠品信義店、来年末の賃貸契約更新に黄色信号 所有企業が回答保留=資料写真

(台北中央社)台北市信義区の複合型書店「誠品信義店」が2023年末での閉業を余儀なくされる危機に直面している。賃貸契約更新の承諾が売り場の所有企業から依然として得られていないためだ。誠品生活のマーシー・ウー(呉旻潔)董事長(会長)は27日、契約更新を目指す姿勢を強調した。

同店の賃貸契約は来年末に満了を迎える。MRT市政府駅そばの一等地に2006年元日に開業した同店は、誠品を代表する店舗として親しまれてきた。売り場面積も誠品として最大規模を誇る。2020年6月にリニューアルし、同年5月末に閉業した敦南店(台北市)からバトンタッチする形で書店の24時間営業を開始した。

ウー氏は、敦南店が31年の歴史に幕を下ろした2年前の今ごろ、一番気に掛かっていたのは信義店のことだったと打ち明ける。同社は契約更新に向け、2年前に好条件を貸し主側に提示したという。信義店の売り場は統一企業グループなど7社が共同で所有する。ウー氏によれば、統一企業以外からは誠品を支持する立場が表明されたが、統一は首を縦に振っていない。統一はかつて、2020年末の返答を約束していたものの、いまだに回答を保留しているという。

ウー氏は信義店の営業継続に向けて努力していくと説明。その上で、鍵となるのは統一の最終決定だとし、18年間の良好な業績によって貸し主の心を動かしたいと話した。

統一企業は誠品への回答を保留している理由について、契約満了までまだ時間があり、各所有者が現時点では契約更新について明確な決定を下していないことを挙げた。

(江明晏、韓婷婷/編集:名切千絵)

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