(屏東中央社)南部・屏東県は29日、愛媛県と交流促進に向けた覚書を締結した。今後、屏東県と愛媛県南予地域の間を中心に、農業や観光、教育、文化といった分野で交流を展開していく。
締結式は屏東県政府庁舎と愛媛県東京事務所をリモートでつないで行われた。屏東県では周春米(しゅうしゅんまい)県長の他、同県を訪問中の菅規行・愛媛県副知事と南予地域5市町の首長が、日本では愛媛県の中村時広知事が出席した。
周氏は、両県はいずれも山と海に囲まれ、豊富な農・水産資源と美しい自然環境に恵まれている他、近年は農業の高付加価値化やスマート農業、科学技術産業、持続可能な発展の推進に力を入れており、多くの理念が一致していると話した。
中村氏は、南予地域は温暖な気候や豊かな自然資源があり、屏東県と多くの共通点があると指摘。交流をさらに深め、両地域の友情をより強固なものにしていきたいとの考えを示した。
屏東県政府伝播・国際事務処は報道資料を通じ、愛媛県とは長く密接な関係があり、特に双方の高校同士での交流など、青少年・教育分野で成果を上げていると説明。今年9月には屏東県政府の代表団が愛媛県を訪問し、意見交換を行うなどして協力計画を推進していくとした。