(台北中央社)9人組グループ、Snow Manの渡辺翔太と向井康二が17日、グループ初のポップアップイベント「Snow Man 1st POP-UP」の台北会場を訪問した。二人は自ら報道陣に会場内を案内。向井は台湾の写真家が撮影した台北の風景を背景にしたメンバーの写真を紹介し、「台北らしさがある。ここでしか見られないお薦めのポイント」とアピールした。
グループのイベントが台湾で開催されるのは初めて。ポップアップはソウルに続いて2都市目となる。会場では台湾のカメラマンが撮影した台北限定の写真や衣装の展示の他、タッチパネルで質問に答えると「推しメンバー」を診断してもらえる装置やキーリングの手作り体験など、体験型コーナーも用意されている。
向井は「謝謝」(ありがとう)や「真的?」(本当?)などの中国語も披露。「今日は来られてうれしいです」と中国語であいさつすると、報道陣から大きな歓声を浴び、「3日練習しました」とうれしそうに明かした。
渡辺は台湾で食べたいものを聞かれると「やっぱり小籠包」と回答。夜市にも興味を示し、「ネオンがすごく映える場所なので、台北の名物、小籠包とかを食べながら満喫したい」と話した。
向井が以前、番組の中で「メンバーの中で結婚するなら渡辺」と語っていたことに話題が及ぶと、向井は「だからもうほぼ(今回は)ハネムーンですね」と告白。渡辺は、前夜に台湾に到着した後、渡辺の部屋で台北の夜景を見ながら向井とシャンパンを飲んだエピソードを明かした。「後でジュエリー屋さんに行って指輪をちょっと買いに行こうかな」との向井の言葉に、記者が「お幸せに~」と返すと、向井は「ありがとうございます」と返し、会場を笑わせた。このやりとりに渡辺は「皆さん、真に受けないでください」と冷静に呼びかけていた。
Snow Manは2020年のアジアツアー「Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.」で台北公演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実現しなかった。台湾でのコンサート開催の予定について、渡辺は「台北の皆さんはSnow Manに限らず、うちの事務所(STARTO ENTERTAINMENT)全体を応援してくれている、愛してくれている方がすごく多いイメージがある」と語り、「皆さんの声援の声がでかければでかくなるほど、現実になることがあると思う。そういった時はぜひライブをやりたい」と意欲を見せた。
台北ドームでのコンサート開催を促されると、向井は、台北の冬は1週間だという話を聞いたと話し「その期間毎日やりたい。寒い日にSnow Manが台北に来たということで。台北に雪を降らすということで」と夢を膨らませた。
渡辺は最後に「日本に限らず、台北とかいろんなアジアの場所でも、いろんな海外でも僕たちの名が広がっていくように精進したいと思います」とさらなる飛躍を誓った。向井は「いろんな人たちを笑顔できるようにいろいろ活動していきたい。またこうやって、9人で次は来れるように頑張りたい」と語った上で、今回のポップアップが入場無料であることを強調し、「無料なのでグッズいっぱい買ってください。それがないとバランスが取れませんのでね」とアピールして笑いを誘った。
台北会場は18日から26日まで、台北市の華山1914文化創意産業園区赤レンガエリア西2館と芸術西街で開催される。入場には事前予約が必要で、すでに整理券は全時間帯で配布終了している。20日から26日までは当日券の申請も受け付ける。
(名切千絵)