(桃園中央社)海外での活躍を夢見る青年を対象に、補助金や機会を提供する教育部(教育省)青年発展署のプロジェクトが今年から始まった。頼清徳(らいせいとく)総統は24日、北部・桃園市内の大学で開かれた関連の式典に出席し、若者が持つ夢について、国は応援すると語り、若者の夢や勇気によって社会をさらに進歩させ、国をより良くしたいと述べた。
プロジェクトは、国際舞台で台湾青年の創造力や活力、強靭(きょうじん)性を示し、台湾青年の競争力を高めることを目的とする。頼総統は、若者は国の未来で、国家発展の基礎だと強調。良い人材が多ければ、国は自然と良くなると語った。
また将来的には台湾と国交を持つ国の子供たちの参加を受け入れる計画を明らかにし、台湾で夢を追いかけてもらい、国交国との関係を強化したいと語った。
教育部の葉丙成(ようへいせい)政務次長は、プロジェクトの対象は15~30歳の青年だと説明。自ら企画した最長1年のプランを実行するか、各部会(省庁)や民間団体が提供する最長半年のプランに参加するかを選べると語った。