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中国軍事演習/台湾周辺に中国の軍用機130機、90機が「中間線」越え

2025/12/30 11:40
29日から始まった中国軍による大規模軍事演習「正義使命2025」に参加した殲16戦闘機(国防部提供)
29日から始まった中国軍による大規模軍事演習「正義使命2025」に参加した殲16戦闘機(国防部提供)

(台北中央社)国防部(国防省)は30日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ130機、軍艦14隻、公船8隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。

軍用機のうち、延べ90機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」やその延長線を越え、台湾の北部や中部、南西、東部の空域に進入した。

国軍は軍用機や軍艦、沿岸部に配備したミサイルシステムで厳密に監視し対処したとした。

中国軍東部戦区は29日午前、「正義使命2025」と題した台湾を包囲する形での軍事演習の開始を発表。30日には午前8時から午後6時まで、台湾を取り囲む海域と空域で実弾射撃演習を実施する。

(游凱翔/編集:羅友辰)

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中国軍機の動きを示す略図(国防部HPから)
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