(台北中央社)国防部(国防省)は11日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ32機、軍艦延べ8隻、公船延べ1隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。軍用機のうち延べ22機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」を越え、台湾の北や南西の空域に進入した。
同部は併せて、中国の気球2機を台湾海峡周辺の空域で確認したと発表した。1機目は10日午後5時55分に北部・基隆の南西104カイリ(約193キロ)、高度2万2千フィート(約6700メートル)で確認され、同6時25分に姿を消した。2機目は同日午後8時50分に基隆の北西113カイリ(約209キロ)、高度4万3千フィート(約1万3100メートル)で確認され、同11時5分に見えなくなった。