離島・澎湖県の澎湖生活博物館で13日、同県と静岡県が観光や文化について意見を交わす交流会が開かれた。澎湖県政府参議の洪棟霖氏や静岡県台湾事務所の市川美奈子所長、静岡県西伊豆町の高木光一副町長など約100人が参加した。
洪氏は、静岡県は台湾との交流が密接であり、伊東市や伊豆市、西伊豆町などは長年にわたって澎湖との交流を続けてきたと言及。静岡県の駿河湾と澎湖県の澎湖湾はいずれも非政府組織「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟している他、西伊豆町の堂ヶ島公園と澎湖県の奎壁山赤嶼地質公園が2015年に姉妹公園になったことに触れ、深い縁があると語った。
市川氏は陳光復(ちんこうふく)澎湖県長とも面会し、意見を交わした。
(編集:田中宏樹)