台湾プロ野球、楽天モンキーズの陳晨威(27)が12日、敵地での中信ブラザーズ戦に「1番・左翼」で先発出場。四回の第2打席で単打を打ち、4月19日の統一ライオンズ戦から続いている連続試合安打記録を「33」に伸ばし、元広島の高橋慶彦氏らが持つアジア記録に並んだ。陳は八回の第4打席でも4号ソロを放ち、3試合ぶりにマルチ安打を記録した。
右投げ左打ちの陳は2018年、楽天モンキーズの前身、ラミゴ・モンキーズに入団。19年以降は俊足の外野手として活躍し、これまで盗塁王を4度、ベストナインを2度獲得。昨年11月のプレミア12では、初戦の韓国戦で決勝打となる満塁弾を放つなど台湾の初優勝に貢献した。
台湾プロ野球では、陳の他に味全ドラゴンズの郭厳文もラミゴ時代の2015年に33試合連続安打を達成している。
試合は楽天が1-4で敗れ、3連敗を喫した。