中部・台中市政府警察局霧峰分局は25日、男性の局部を模したおもちゃを装着して同市大里区内を出歩いたとして、男(44)を公然わいせつの容疑で送検したと明らかにした。
同分局によると、23日午前10時50分ごろ、かつらを被り、自撮り棒を持った男が下半身を露出して歩いていると通報があった。24日に監視カメラの映像などから捜査線上に浮かんだ男に事情を聴いたところ、個人的な趣味で、局部を模したおもちゃを装着して風景写真を撮っていたと供述。自身の下半身を露出する意図はなかったと話したという。
警察は、男がおもちゃを装着した部位やおもちゃの精巧さが、不特定多数の注意を引いたり、恐怖を覚えさせたりしたと指摘。台湾台中地方検察署(地検)に捜査を要請したとしている。