(台北中央社)デザインの祭典「台湾デザイン展」(台湾設計展)が10日から26日まで、中部・彰化県で行われている。これに合わせ台湾鉄路(台鉄)は10日、イベントの運営団体、台湾デザイン研究院(台湾設計研究院)とコラボレーションした期間限定の弁当の販売を始めた。
デザイン展は今年で23年目。台鉄は近年、コラボ駅弁を毎年発売している。
台鉄の報道資料によれば、イベントのメインビジュアルを企画の核とし、駅弁を担当する部署の中部・台中市にある分処が山の幸と海の幸を取り入れた弁当を考案した。
主菜は豚肉料理と魚のフライ。豚肉は国産の骨付きもも肉をじっくりと煮込んで味を染み込ませた後、オーブンで焼き上げたもので、肉汁が閉じ込められ、弾力のある食感と濃厚な味わいだという。副菜としてアスパラガスやマコモダケ、シイタケなど彰化県産の野菜と玉子焼きを添えた。
駅弁は150台湾元(約750円)で、台鉄の台中駅、彰化駅、新竹駅と、台湾高速鉄道(高鉄)の台中駅構内にある台鉄弁当店で数量限定で販売される。26日まで。