(ロンドン中央社)英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が9日に発表した2026年版の世界大学ランキングで、台湾の最高学府、台湾大学(台北市)が140位にランクインした。前回の172位から大きく順位を上げた。
THEは115カ国・地域の2191校を教育、研究環境、研究の質、産業、国際性の5分野18指標で評価し、ランク付けしている。
台湾大が150位以内にランクインするのは2022年版以来。同大が同日に発表した報道資料によれば、同大は複数の評価項目で向上を見せており、中でも産業の指標では突出しており世界1位だった。
台湾の大学として500位以内にランクインしたのは台湾大を筆頭に、中国医薬大(中部・台中市、301~350位)、亜洲大(台中市、401~500位、順位以下同)、台湾科技大(台北市)、清華大(北部・新竹市)、陽明交通大(新竹市)、台北医学大(台北市)など。
世界1位は10年連続英オックスフォード大。2位は米マサチューセッツ工科大、3位は米プリンストン大と英ケンブリッジ大、5位は米ハーバード大と同スタンフォード大だった。