中央気象署(気象庁)が、7日に大陸からの強い寒気団または寒波が南下するとの見通しを示している。台北市政府建築管理工程処は6日、気温が10度を下回ると、熱による膨張や収縮により、ビルなどの外壁タイルがはがれ、落下する恐れがあるとして、歩行者はできる限り、建物の1階部分の一部が通路になっている「騎楼」を歩くよう呼びかけた。
同処は、建物の所有者または管理委員会は外壁の装飾や設置物の安全を重視し、自主的な検査を行うべきだと強調。構造の安全について維持管理をしていない場合、、6万台湾元(約28万円)以上、30万元(約140万円)以下の過料または5000元(約2万3000円)以上1万元(約5万円)以下の過怠金が科せられる可能性があるとして注意を求めた。