台湾の鉄道やその食文化を紹介する展覧会「和風×台味 台湾鉄路の食文化」が22日からさいたま市の鉄道博物館で開催される。交流協力協定書を締結した国家鉄道博物館準備処との交流協力企画展として実施する。日台の文化のつながりやその背景、台湾で独自に発展したローカルな特色を伝える。
鉄道博物館と国家鉄道博物館準備処は2023年7月、相互理解と友好関係の深化、研究展示と博物館活動の発展促進を目的に交流協力協定書を締結した。
企画展では「台湾の鉄道と食」に焦点を当て、台湾の鉄道や日台の食堂車の歴史と概要、駅弁の歴史、2027年に正式開業予定の台北の国家鉄道博物館について紹介する。また、鉄道ジオラマで台湾の鉄道模型車両を走行させる他、館内のレストランやカフェで台湾名物のルーロー飯や牛肉麺、タピオカミルクティーなどを提供する。
6月2日まで。
(編集:名切千絵)