交通部(交通省)航港局は23日、旧正月(今年は1月29日)前後に海の状況が悪くなり、東部の台東と蘭嶼・緑島を結ぶフェリーや北部・基隆と中国福建省に近い馬祖を結ぶフェリーなどの運航に影響が出る恐れがあるとの見通しを示した。台東のフェリー運航会社は、27日に予定されていた台東―緑島間のフェリーの欠航を決めており、台東県政府は早めの帰省を呼びかけている。
フェリーの運航会社は、北東からの季節風の影響を受け、27日は波が高くなる恐れがあるとして欠航を決めたと説明。28日以降の運航については、天候や海の状況を見て判断するとした。
航港局は利用者に対し、事前に気象や運航に関する情報に留意するよう求めた。