南部・台南市将軍区で栽培されているアスパラガスが、収穫シーズンを迎えている。将軍区農会(農協)では独自のブランド「紅将軍アスパラガス」を立ち上げ、PR強化を図っている。
同農会の林彦良総幹事によると、台南市のアスパラガス生産量は全国2位。将軍区の栽培面積は約50ヘクタールで、年間生産量は約1200トン、売り上げは1億台湾元(約4億7千万円)以上だという。
林総幹事は、多くの青年がUターンしてアスパラガスの栽培管理に従事しているとし、品質が良く、収穫期も長くなったと語る。また農家に対して栽培管理技術を指導し、化学薬品の使用や除草にかかる時間を大幅に削減しており、現在はほぼ通年で市場に提供できるようになったという。
台南市政府農業局では、栄養価が豊富で低カロリー、調理もしやすく、風味も爽やかでシャキシャキとした食感と甘味を楽しめるとアピールしている。