(台北中央社)北部・桃園市にある桃園国際空港で、第3ターミナルの建設が進んでいる。今後段階的に利用が始められる予定で、今年第3四半期(7~9月)または第4四半期(10~12月)にはターミナル北側の回廊の供用が開始される見込みだ。
同空港の計画によると、第3ターミナルはチャイナエアライン(中華航空)やエバー(長栄)航空、スターラックス(星宇)航空の利用が決まっている。搭乗ゲートのある回廊部分は柔軟に運用し、海外の航空会社も利用可能とする予定。混雑時に、送迎が必要となるターミナルから離れた駐機場での乗降を減らすとしている。
第3ターミナルのメインビルや南側・西側回廊は2027年の供用開始を予定している。北側回廊の先行供用時、搭乗手続きや手荷物の受け取りは第2ターミナルで対応する計画だ。
北側回廊には出発階、到着階ともに双方向の動く歩道が設置され、第2ターミナルから約15分で移動できるとしている。