南部・高雄市で23日、国内で初めてAI(人工知能)を使って安全管理を行う補助システムが導入されたプールがオープンした。おぼれるなどした要救助者を探知して警報が鳴るなど安全性の向上が図られている。
この日開かれた式典では、補助システムが水上や水中の設置させたカメラを通じて異常を監視員に知らせるデモンストレーションが披露され、異常を探知すると、20秒以内に警報音が鳴った。
高雄市運動発展局の侯尊尭局長は、プールは近隣の小学校が授業やクラブ活動で使用すると説明。補助システムの設置で利用者が多くても突発的な異常に即時に対応できると語った。