(台北中央社)24日午後0時10分ごろ、台北市の総統府1階にある機械室で火災が起きた。火はすぐに消し止められ、けが人はいなかった。
郭雅慧(かくがけい)報道官によると、機械室ではセントラル空調システムの工事が行われていたが、作業ミスで出火し、作業員が消し止めた。通報を受けて駆け付けた消防により、安全性に問題がないことなどが確認されたという。
警察や消防などによると、機械室の天井など約0.5平方メートルが焼けた。出火の詳しい原因については調査が必要だとしている。
現在の総統府は日本統治時代の1919(大正8)年に完成。45(昭和20)年の台北大空襲では一部が損傷したが、その後修復されている。