(台北中央社)元巨人で今季から台湾プロ野球(CPBL)の統一ライオンズでプレーするメルセデスが25日、地元(南部・台南市)での台鋼ホークス戦に先発し、7回無失点で今季3勝目を挙げた。
12日の味全ドラゴンズ戦、18日の楽天モンキーズ戦でも無失点の好投で白星を重ねるメルセデス。この日は相手打線を五回1死まで無安打に抑え込むなど抜群の安定感を示した。打たれた安打はわずか1本で六つの三振を奪った。
一方、台鋼の王柏融は「4番・左翼」で先発出場。一回に三振、四回に一ゴロ、七回に二ゴロに倒れたものの、九回には単打を放ちCPBL通算700安打を達成した。2018年オフに楽天モンキーズの前身球団から日本ハムに移籍した王は昨年、台鋼の新メンバーとして台湾球界に復帰した。
試合は統一が4-1で勝利し、首位に浮上した。