南部・屏東県政府は18日、同県屏東市にある文化施設「屏東書院園区」で野鳥や野生動物に餌をやることを禁止したと発表した。違反者には県管理自治条例違反で600~6千台湾元(約280~2万8千円)の過料が科せされるとしている。
屏東書院は清朝時代に建設された教育施設で、県定古跡に登録されている。2022年に改修工事が完成していた。
県政府民政処は、生態系や環境汚染を引き起こすと説明。生態バランスの維持のため、県では引き続き「餌をやらないことが生態系のために最も良い方法だ」ということをアピールしていく方針。