アプリで読む
ダウンロード

台風18号、勢力強め台湾に近づく 高雄・屏東・台東などに陸上警報

2025/09/22 12:12
台風18号の進路予想図、22日午前11時半発表=中央気象署公式サイトより
台風18号の進路予想図、22日午前11時半発表=中央気象署公式サイトより

(台北中央社)強烈台風(台湾基準)台風18号は22日午前現在、勢力を強めながら台湾に近づいている。中央気象署(気象庁)は東部・台東、南部・屏東、高雄、台湾本島最南部・恒春半島に陸上台風警報を発表し、警戒を呼びかけている。

台風18号は同日午前11時現在、台湾本島最南端、ガランピ(鵝鑾鼻)の南南東約320キロの海上を、時速20キロで西から西北西に進路を変えながら進んでいる。中心気圧は900ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は58メートル、最大瞬間風速は73メートル。中心から半径320キロ以内が風速13.9メートル以上の強風域。

気象署の伍婉華簡任技正(上級技師)は同日午前8時半ごろの記者会見で、台風は今後も勢力をやや強め、強風域の範囲もやや広がるとの予測を示した。

同日午後からは、東部・花蓮や台東、北東部・宜蘭の山地、南部・屏東の山地、恒春半島、台東県の離島・蘭嶼と緑島で所によって大雨(24時間雨量が80ミリ以上または1時間雨量が40ミリ以上)または豪雨(24時間雨量が200ミリ以上または3時間雨量が100ミリ以上)になる可能性があると説明。台北都市圏や宜蘭、屏東、北部・桃園の山地、中部・台中の山地、南投の山地、南部・高雄の山地では局地的に大雨になる可能性があるとした。

23日は、東台湾や恒春半島、高雄、屏東、各地の山地で大雨か豪雨になり、中でも花蓮や台東、宜蘭の山地、屏東の山地、高雄の山地では豪雨の基準以上の雨が降る見込みだとした。

(張雄風/編集:田中宏樹)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
31