(台北中央社)陳世凱(ちんせいがい)交通部長(交通相)と顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)は6日、台北松山空港で開かれた記者会見に出席し、台湾系航空会社6社の国際線で、国軍軍人を優先搭乗の対象とする方針を発表した。早ければ7月1日から実施される見通しで、将来的には軍人の家族も対象となる予定だ。
国軍軍人の優先搭乗はチャイナエアライン(中華航空)、マンダリン(華信)航空、エバー(長栄)航空、ユニー(立栄)航空、スターラックス(星宇)航空、タイガーエア台湾(台湾虎航)で導入する。軍人は軍人身分証を提示することで優先搭乗ができる。
陳部長は、社会の繁栄と発展で最も重要なのは国軍の無私の奉仕と貢献であり、第一線での守りがあるからこそ、国家が安定し、人民は安心できると強調。国軍軍人の優先搭乗は軍人への敬意を示すためだと説明した。顧部長は、軍人が職責を忠実に全うすることへの評価と感謝の気持ちが込められ、国軍にとって大きな励みになると語った。