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屏東産「竜虎ハタ」使用の弁当を販売 台湾鉄道、北部や南部の一部駅で

2025/03/07 12:58
台鉄の「竜虎好屏双饗弁当」(左)と「鉄石新嚐II竜虎好屏弁当」=3月3日、屏東県
台鉄の「竜虎好屏双饗弁当」(左)と「鉄石新嚐II竜虎好屏弁当」=3月3日、屏東県

(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)は南部・屏東県政府と協力し、同県産の高級魚「竜虎ハタ」を使用した弁当2種類を北部や南部の一部の台鉄駅や台湾高速鉄道(高鉄)駅で販売している。台鉄は、旅の途中にも高品質な海鮮料理を味わってもらえればとしている。販売は毎日数量限定で、6月2日まで。

台鉄と県は2022年にはハタ科の高級魚「タマカイ」を使用した弁当を販売しており、好評を博していた。屏東はハタの重要な養殖生産地で、台湾全土の生産量の半数以上を占めている。竜虎ハタは昨年10月、日本への輸出が認められた。

台鉄の担当者は、2022年6月に中国が台湾産ハタの輸入を禁止したことが屏東との連携のきっかけになったと紹介。同年6月末に発売したタマカイの弁当は、当初は3カ月のみ販売する予定だったものの、好評を受けて年末まで販売を継続し、5万7000個余りを売り上げたという。

北部では竜虎ハタの炒め物と竜虎ハタ風味のハンバーグフライをダブルで主菜にした「竜虎好屏双饗弁当」、南部では台南のウメソースを添えた竜虎ハタのハンバーグフライを主菜にした「鉄石新嚐II竜虎好屏弁当」をそれぞれ3日から販売している。屏東の名物グルメや県産食材を使った副菜も添えられた。

「竜虎好屏双饗弁当」は台鉄台北、板橋、桃園の各駅の台鉄弁当本舗で、昼食と夕食各100個販売する。1個199台湾元(約894円)。「鉄石新嚐II竜虎好屏弁当」は台鉄台南、高雄、新左営、鳳山、屏東、高鉄台南、高鉄左営の各駅の台鉄弁当売り場で、昼食に100個を販売する。1個150元(約674円)。

(黄郁菁、汪淑芬/編集:名切千絵)

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