(高雄中央社)台湾の航空会社、チャイナエアライン(中華航空)は3月末から、南部・高雄市の高雄国際空港を発着する大阪線、ソウル線の2路線に、座席数300人超の大型機を投入する。同空港を利用する路線を巡っては、南部の旅行業界から機材の大型化を望む声が上がっていた。
これまで同社は同空港発着の路線に180人乗りのエアバスA321型を使用してきた。3月30日からは大阪、ソウル線に300人超乗りのエアバスA330-300型を使用する。
高雄市観光局は、同航空が日本、韓国線に輸送量がより多い機材を投入することは高雄の国際観光発展の後押しになるとし、高雄空港拡張計画の早期工事完了に都市の交通計画を併せるなどして、観光面全体での効果を拡大できればとしている。